Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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神奈川・海外代表者協議会 創価の同志こそ最高の幸福者

1997.9.15 スピーチ(1997.5〜)(池田大作全集第88巻)

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10  何があっても、朗らかに、負けない人生を
 ともあれ、「第三の人生」を、どう総仕上げしていくか。「高齢社会」の最大の焦点である。
 調査によると、日本の総人口の一割が七十歳を超えたという。六十五歳以上は一五・六%である。(九七年九月十四日発表の総務庁の調査)
 戸田先生はよく「人生、最後の四、五年が勝負である」と言われていた。
 それまでがどんなによくても、最後が惨めであれば、人生は負けである。最後の四、五年が本当に幸福であれば、その人は勝利である。
 何があっても、たとえ病気になっても、「負けない」ことである。心が断じて負けなければ、その人は勝利者である。
 そして「朗らかに」生きることだ。強い心の楽観主義で、よいほうによいほうに、明るいほうに明るいほうに自分の一念を向け、周囲もその方向に向けていくことである。何が起きても、楽しんでいくことである。
 人がうらやむ、どんな有名人にも、人知れぬ悩みがあるものだ。外見と裏はらに、地獄のような苦しみを心に抱えている人も多い。創価学会の和合の世界に生き抜く以上の幸福はなく、充実はないことを確信していただきたい。(拍手)
 戸田先生の「原水爆禁止宣言」から四十周年。神奈川の地に、私は深い意義を感じている。
 きょうお会いできなかった同志の皆さまに、くれぐれもよろしくお伝え願いたい。海外の皆さまも、遠いところ、本当にご苦労さま。
 (神奈川文化会館)

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