Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第1回全国男女記念幹部会 自覚せよ 栄光の使命を

1997.1.11 スピーチ(1996.6〜)(池田大作全集第87巻)

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15  目標に向かって賢明に、楽しく
 目標もなく、ただ何となく生きているだけでは、つまらない。信心していても、弘教の目標、教学の目標など明確な目標があってこそ、自分が成長できる。その意味で、賢明な「目標」を示していくことは「慈悲」なのである。
 また、慈悲であるゆえに、その人を苦しめるような無理な目標ではなく、本人が心から納得できるものでなければいけない。悲壮感ではなく、真剣ななかにも悠々と、「楽しく」前進していただきたい。そのためには「智慧」が大事である。「確信」が大事である。
 人生、最後に、だれが勝つか。「苦労した人」である。苦労を避けた人は、あとから苦しむ。御書の通りに、また学会精神のままに、仏法の真髄を行じた人が最後に勝つ。信心だけは愚直なまでに誠実に、やりきった人が得をする。幸福になる。これが五十年間、数限りない人々を見てきた私の結論である。
 二十一世紀へ、毎月の幹部会を、「広宣流布のバトンタッチの儀式」として、立派に進めてまいりましょう! 私は諸君の勝利を見届けていきます。

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