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日蓮大聖人・池田大作

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第九十五回本部幹部会、第四回千葉県総会… 永遠に輝く人権運動の歴史を

1996.1.6 スピーチ(1995.5〜)(池田大作全集第86巻)

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22  ホイットマンは歌う「広い胸から朗々たる声を響かせよ」
 アメリカの偉大な民衆詩人ホイットマン。彼は、民衆とともに生き、民衆とともに戦う喜びを高らかに謳い上げた。彼は歌う。
 何びとにも屈従せず、何びとにも服従せず、たとい既知のあるいは未知のいかなる専制君主であろうとも、
 背をまっすぐに伸ばし、足どりも軽やかにしなやかに歩き、
 冷静に相手を見つめ、あるいはきらきら輝く視線を注ぎ、
 広い胸から朗朗たる豊かな声をひびかせて語りかけ、
 地上の他のすべての個性におのれ自身の個性を対置させる喜びよ。
 (「喜びの歌」酒本雅之・鍋島能弘訳、『草の葉』所収、岩波文庫)
 胸を張り、足どりも軽く、しなやかに行動する──実に、すがすがしい。
 輝く瞳、朗々たる声の響き──だれもが心をひかれる。
 諸法実相である。皆さま方の生き生きとした姿が、信仰の素晴らしさを雄弁に物語る。そこに周囲の共感が自然と広がっていく。ホイットマンはさらに歌う
 「おお、強敵を相手に苦闘し、不屈の敵に立ち向かい、何びとの助力も借りずにその敵と四つに組んで、おのれの性根を試してみたい」
 「おお、今からのちは新しい喜びの詩を生きてみたい」
 我が学会もまた、学会らしく、我が道を悠然と、厳然と、毅然と進んでまいりたい。
 この一年間、皆さまが健康で、幸福で、無事故で、素晴らしい一年であられますよう、お祈りし、新春のスピーチを終わります。ありがとう!

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