Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第2回アメリカ最高会議 どこまでも「善き人の集い」で

1995.2.1 スピーチ(1994.8〜)(池田大作全集第85巻)

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7  御書には、「人のものををしふると申すは車のおもけれども油をぬりてまわり・ふねを水にうかべてきやすきやうにをしへ候なり」──人がものを教えるというのは、車輪が重かったとしても、油を塗ることによって回り、船を水に浮かべて進みやすいように教えるのである──と仰せである。
 ″この人には今、何を与えれば、重い車が軽く回り始めるのか″″どうすれば、流れに乗って船が進むのか″──それをいつも考え、実行することである。
 「皆がやりやすいように」「希望と喜びをもって前進していけるように」心を砕くのが、仏法指導者の責任である。
 世界のいずこにもまして、多彩な人材が集っているのがアメリカSGIである。
 「創価学会は、人材の城を築け!」──この戸田先生の遺訓を、自分自身の胸に響かせながら、ハワイもこれまで以上に、「善き人」と「善き人」のスクラムを広げていっていただきたい。万年の土台を固めていただきたい。
 私も、さらに総力を挙げて、アメリカSGIを応援していく決心である。
 結びに、お世話になった、すべての皆さまに重ねて感謝申し上げ、御礼のスピーチとさせていただく。
 きょう、お会いできなかった皆さま、留守を守り、題目を送ってくださった心美しき同志の皆さまに、くれぐれもよろしくお伝えいただきたい。
 (ハワイ・オアフ島)

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