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日蓮大聖人・池田大作

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第81回本部幹部会、第17回関西・SG… 「人間革命の真髄をつかめ」

1994.10.24 スピーチ(1994.8〜)(池田大作全集第85巻)

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15  われらは「世界とスクラム」、愉快に、広々と!
 本日、この関西戸田記念講堂には、SGIの友とともに、愛する関西の千六百人の皆さまが集われている。(拍手)また、さきほど美しい歌声を聴かせてくださった「あけぼの合唱団」にも感謝申し上げたい。(拍手)
 全国的にも、各地でさまざまな記念の集いが行われている。
 その代表を紹介させていただきたい。
 また、本日より福島研修道場、香川の大川文化会館で、衛星中継が開始された。
 沖縄・多良間島の会場では音声中継が始まった。お世話になります。
 このように、あちらでも、こちらでも、日本中のあらゆる地域で、にぎやかに人々が集い、活発に行動を展開している。本当に素晴らしいことである。
 学会が、これほどの勢いで前進しているゆえに、嫉妬の動きも大きいのである。
 人生、何に命を賭けるか。そして、何に名を残しゆくか──。
 大聖人は、「命をば法華経に奉り名をば十方世界の諸仏の浄土にながすべし」──命を法華経に捧げ、名前を全宇宙の諸仏の清浄な仏国土に流そう──と仰せである。
 小さな島国の日本に「名を流す」ことなど、ちっぽけなことである。「関西」よりも「日本」。「日本」よりも「世界」。そして「世界」をも、はるかに超えるのが仏法である。
 いわんや歴史上の有名人といっても、「歴史」は、往々にして、利害や感情や偏見によって歪められている。因果の理法だけが、厳然と「真実」を示すのである。
 広宣流布に励む皆さま方こそが、永遠にして不滅の「宇宙最高の賞」に輝く人間である。
 このことを、きょう私は、皆さまとともに確認しておきたい。(拍手)
 大聖人が、このお気持ちで皆さまをたたえておられる。守っておられる。無量無辺の諸仏が、皆さまを厳護しておられる。そう確信し、安心して、朗らかに、愉快な人生を歩んでいっていただきたい。
 たとえば、人を幸せにしたい熱意はあっても、すぐには弘教が実らないこともあろう。それでも、がっかりする必要はない。努力していること自体が尊いのである。仏の行なのである。また、仏縁を結んでおけば、いつか必ずその種は芽を出す時がくる。
 全員が健康で、長寿で、仲の良い、福運に満ちた、勝利の人生を送っていただきたい。私も真剣に祈りに祈っていく決意である。海外のメンバーも、また日本に来ていただきたい。皆さま方のご多幸、ご活躍を祈り、SGIの大発展をともどもに誓い合って、本日のスピーチとしたい。
 きょうは、本当にありがとう。サンキュー!
 (関西戸田記念講堂)

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