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日蓮大聖人・池田大作

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東北同志の追善勤行会 「東北」から昇れ、太陽の仏法

1994.9.4 スピーチ(1994.8〜)(池田大作全集第85巻)

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14  昭和三十一年(一九五六年)四月の仙台指導の折、戸田先生はラジオ局のインタビューに応じられた。
 (東北放送の第二回インタビュー。第一回(昭和三十年二月)の折には池田名誉会長〈当時・参謀室長〉が同席した。第三回は昭和三十一年十二月)
 最後にアナウンサーが聞いた。「今回、仙台においでになりまして、会員の方々と親しくお話しなさると思いますが、とくに仙台の方々に望むというようなことはございますか?」
 戸田先生は即座に答えられた。「特別なことはありません。ただ信心を強固にしてですね。一日も早く幸福になれと。これが私の主張です」
 ──″会員に望むことはありますか″″ただひとつ、ある。それは、一日も早く幸福になれということだけです″
 これが戸田先生の心である。歴代会長の心なのである。
 自分のためではない。ただ民衆の幸福のため──それだけを願って戦う。これが指導者である。これが菩薩である。ここに地涌の菩薩の生き方があり、誇りがある。
 今、私どもを世界が見つめている。世界が待っている。どうか、いよいよ堂々と胸を張って、にぎやかに、楽しく前進をお願いしたい。ともに、よき人生を、素晴らしい人生を送っていただきたい。
 きょうは、お休みのところ、遠いところ、ご苦労さま。お会いできなかった方々によろしくお伝えください。
 (東北記念墓地公園)

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