Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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ブラジル池田記念講堂を初訪問 「唱題の人」が「勝利の人」

1993.3.3 スピーチ(1993.1〜)(池田大作全集第82巻)

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4  そのうえで、信仰者といっても、あとは何も特別なことはない。立派な社会人であり、良識と礼儀の人でなければならない。
 むしろ、だれよりも良き市民、良き父母、良き夫、良き妻、良き子供となっていくための信仰である。そのようになれるよう自分の境涯を高めるための仏法である。ゆえに、その信仰のことで、家庭で争うようなことは賢明ではない。その分、唱題したほうが価値的である。家族で、あまりやらない人がいたら、その人の分まで、自分が唱題し、祈ってあげればよい。あせらず祈りきっていけば、必ず自分が願った通りの方向に変わっていく。題目にかなうものは何もない。そして、心豊かに、夫を大切にし、妻を大切にし、子供は親孝行を重ねていくことである。
 南無妙法蓮華経は、大聖人のお名前であり、御生命であられる。題目を唱える人には、大聖人様の御生命がわいてくる。必ず仏になっていく。
 いつまでも貧乏で苦しんでいる仏はない。薄情な仏や、意地悪な仏もない。人生に負ける弱い仏もない。仏とは「絶対に勝つ人」の異名である。
 私は、皆さまの勝利を、健康、無事故、裕福、長寿を日々、一生懸命、祈っている。安心して、一緒に、無上の人生を生き抜いていただきたい。

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