Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第十五回SGI総会、第四回埼玉総会 「全民衆を幸福に」が創立の魂

1992.11.14 スピーチ(1992.6〜)(池田大作全集第81巻)

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20  法は平等大慧の成仏の法
 先ほどの話とも関連するが、大聖人が末法の日本に出現され、三大秘法を建立されたのは、この大法を「全世界」に流布し、「全人類」「一切衆生」を仏にするためであられた。
 「全民衆のため」の仏法である。一部の「僧侶のため」などでは絶対にない。
 世界の民衆に、等しく、崩れざる「幸福」を、そして「平和」を与えゆくのが、大聖人の仏法である。
 創価学会は、この御本仏の御心のままに、世界の民衆の中に「幸福の道」「平和の道」を切り開いてきた。また、これからも切り開いていく。
 日達上人は述べられている。
 「日蓮大聖人の下種仏法の南無妙法蓮華経は総べての人類を初め、あらゆる生物、国土悉皆しっかいが成仏出来るのであるから、此の南無妙法蓮華経こそ平等大慧びょうどうだいえ甚深微妙じんじんみみょうの法である」
 「本仏日蓮大聖人を供養、恭敬くぎょう、尊重、讃嘆し奉り、人類の幸福と平和のため一心に南無妙法蓮華経と唱えられんことを望むのである」と。
 「人類のため」「民衆のため」「人間のため」──その一心、一念が大聖人の仏法の魂のはずである。今の宗門は、完全に正反対である。
 あろうことか、日顕は私ども信徒を「ボンクラども」と呼んで蔑視している。また最近も、「民衆の幸福」を基本にすることは「誤った考え」である、と説法している。
 (日顕は、一九九二年五月の寺族同心会で「仏智というものは、一般民衆が分かるはずがないんですから。したがって数から言うならば、ボンクラどもが千万人おるよりも、仏様一人のお考えの方が正しいんです」と暴言を吐いた。
 また、七月の法華講連合会総会では「民衆の幸福がすべての基本にあるというような実に誤った考えにとらわれているというのが、今日の創価学会です」と、転倒の説法をし、広布の団体を誹謗している)
 一事が万事である。この一点だけでも、日顕宗が大聖人とは無関係の邪宗であり、信徒の敵であることは明白である。
 私どもは、こんな大謗法の日顕宗とは永久に決別する。真実の「大聖人直結」の教団として、堂々と、「世界の創価学会」を築いてまいりましょう!
 最後に、「創立の日」を記念して和歌を贈り、スピーチを終わります。
  ともどもに
   勝ちて迎えむ
     創立の
   なんと嬉しや
     なんと楽しき
 きょうは、ありがとう。本当にありがとう!

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