Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第1回イタリア青年部総会 「人間再生の大地」で幸福の輪舞を

1992.6.27 スピーチ(1992.6〜)(池田大作全集第81巻)

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12  大切なのは「広布へ向かう信心」
 恩師・戸田先生は、妙法、妙法といっても詮ずるところは「人」である、「法」は見えない、人と法は切り離せない、一体であると、よく言われていた。
 「正しき法」は、具体的には「正しき信心の人」にこそ脈打っていく。大聖人は「ただ心こそ大切なれ」と仰せである。
 いくら御本尊が正しくても、邪信であったり、狂信・盲信であったり、また、妙法を持ち、最も広宣流布に尽くしている我々を迫害するような聖職者や背信者には、絶対に功徳はない。御書に照らし、経文に照らして、厳然たる因果の報いを受けることは明らかである。
 身近な例でいえば、いくら立派な車があっても、運転する人が酒に酔っていたり、技術が未熟であったり、心が狂っていたりすれば大事故につながる。同乗した人間もまた、巻き添えになる。
 ゆえに大切なのは、「心」である。日蓮大聖人の御遺命である広宣流布に向かいゆく「信心」である。
 皆さまは一生涯、朗々と妙法を唱えながら、伸び伸びと、わが友に、わが家族に、そしてわが国土に、希望と勇気を贈っていただきたい。
 最後に、わが愛するイタリア青年部の、世界第一の偉大なる躍進、偉大なる人生、偉大なる栄光と勝利を念願して本日の記念のスピーチとしたい。

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