Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

「3・16」記念代表者会議 「3.16」は永遠の出発の日

1992.3.15 スピーチ(1992.1〜)(池田大作全集第80巻)

前後
15  きょうの「一歩」が広布大勝の母
 最後に、ある婦人への御書の一節を拝したい。
 「夫れ須弥山の始を尋ぬれば一塵なり・大海の初は一露なり・一を重ぬれば二となり・二を重ぬれば三・乃至十・百・千・万・億・阿僧祗の母は唯・一なるべし
 ──そもそも須弥山のはじめをたずねれば一つの塵である。大海のはじまりは一つの露である。一を重ねれば二となり、二を重ねれば三となり、このようにして十、百、千、万、億、阿僧祗(数えきれないほどの数)となっても、その母は、ただ一なのである──。
 ここに仰せのように、「一人」が「広布大海」の母である。ゆえに「一人」を大切にすることである。また、先駆の「一人」である自分を誇りにしていくことである。
 そして、「一歩」が重なって、「広布長征」の勝利がある。ゆえに、今日という「一歩」を大切にすることである。今日の「一歩」が栄光の母なのである。
 全国の皆さまにとって、新たなスタートとなる、有意義な本年の″3・16″でありますよう心から念願し、記念のスピーチとしたい。

1
15