Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第1回SGIアジア総会 無上道の人生は「無二の信心」に

1992.2.25 スピーチ(1992.1〜)(池田大作全集第80巻)

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2  <第二日>将来、インドでアジア総会を
 近い将来、インドで「アジア総会」を開催してはどうか。できれば文化祭も同時開催することを提案したい。
 また地元の要請もあり、ニューデリー付近に、「記念菩提樹ぼだいじゅ園」をつくりたい。″創価山″″創価記念菩提樹園″ともいうべき、仏法の研修と文化・友好の広場としていきたい。
 同園には、今回の第一回アジア総会の参加者全員はもちろん、委員会で検討し、世界の広宣流布に貢献してきた方々の「菩提樹の植樹」も行いたいと考えている。
3  日蓮大聖人は、皆の幸せのために出現された。ゆえに皆が喜ぶことを、大聖人も喜んでくださる。皆が「本当に楽しい」「本当にうれしい」と歓喜すれば、大聖人も喜んでくださる。これが本当の仏様の御心と信ずる。皆を苦しめたり、皆が苦しむのを喜んでいるような人間は、大聖人の御心と正反対である。
 信仰は自分自身が生き生きと、楽しく生き抜いていくためにある。ゆえに、信仰のことで、いたずらに″とらわれた心″になって、きゅうくつに自分を縛る必要はない。
 勤行・唱題も、やった分だけ自分の″とく″になる。かといって、やらないと″ばちが出る″などということはない。それでは、はじめから信仰しない人のほうがよいことにさえ、なってしまう。
 妙法への信心の「心」に、また一遍の唱題に、無量の功徳があると大聖人は仰せである。そう確信し、勇んで、伸び伸びと、喜びの心をもって仏道修行していく一念に、福運はいよいよ限りなく開けてくる。この微妙な「一念の転換」に仏法の要諦もある。
 楽しいアジア総会であっていただきたい。楽しい家族の集いであっていただきたい。聡明に、楽しい人生であっていただきたい。

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