Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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インド広布三十一周年記念総会 ″五綱を知る″実践で世界広布

1992.2.9 スピーチ(1992.1〜)(池田大作全集第80巻)

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11  戸田先生は「慈悲論」の中で述べられている。
 「困った人々に物をやり、金を与えることが慈悲ではないのである。物の布施には限りがある。与えるほうにも限度があり、もらったほうにも、その効用には限りがある」
 「真の仏法の法、偉大な日蓮大聖人の真の教えである正法を与えるなら、与えるほうも大聖人の教えを伝えるだけであるから無限であり、与えられたほうも、生命の源泉に清浄な生命力を植えつけられるのであるから、無限の活動力が生じて、新進の人生が開拓できるのである。これこそ真の慈悲と称すべきであって、われわれの慈悲はこれである」と。
 この偉大なる国・インドで「広布」と「社会貢献」の歩みを重ねる皆さまは、尊貴なる仏の使いであられる。不思議なる地涌出現の方々であられる。どうか、無限の希望を抱き、その希望を実現しながら、朗らかに、勇んで、私とともに、世界広布の新時代を開いていただきたい。
 最後に、敬愛するインドの同志の皆さまのいよいよの「幸福」と「ご健康」を心からお祈り申し上げ、記念のスピーチとしたい。

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