Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第一回日米交流研修会 ″幸福になる″のが世界宗教

1991.9.23 スピーチ(1991.7〜)(池田大作全集第78巻)

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14  ホイットマン「おおいに抵抗し、服従は少なく」
 アメリカ民主主義の代表的詩人ホイットマンも、「わたしは訴える、『おおいに抵抗し、服従は少なく』、/いったん服従に異議をとなえずにいると、とたんにすっかり奴隷にされてしまい」(「合衆国に」、『草の葉』杉木喬・鍋島能弘・酒本雅之訳、岩波文庫)とうたっている。
 宗教の権威に盲目的に従ってしまえば、信徒は精神の奴隷と化してしまうであろう。個人の自由も尊厳も踏みにじられてしまう危険がある。
 「仏法は勝負」である。皆さまも、私とともに、大聖人の仰せのままに、いよいよ堂々と、広布の前進を続けていただきたい。
 いかに圧迫されようと、日蓮大聖人と大御本尊は、「広宣流布」へ私どもこそが真剣に、最も正しく進んでいることを御照覧されていることを、確信していただきたい。
 一方、正法と民衆の敵となったならば、大聖人から厳しいお叱りを受けないはずはないのである。
 今こそ、信心を深め、福運を積むチャンスであり、大聖人の仏法の偉大さをより深く実感できるチャンスである。そう確信して、安心して朗らかに進んでいただきたい。″真の民主の時代″を実現するために、いかなることにも紛動されずに、お一人お一人が功徳を満喫しながらの勝利の日々であってほしい。(拍手)
 大聖人の御遺命は「世界広宣流布」である。それを実現してきたのはSGI(創価学会インタナショナル)である。私は、これまで以上に「世界への道」を大きく、限りなく開き続ける決心である。(拍手)
 そして、アメリカは、なんといっても世界の中心的舞台である。胸躍る大いなる舞台である。私も本格的に皆さまを応援したいと考えている。(拍手)
 「盤石なアメリカSGI、おめでとう!」「偉大な発展の未来、おめでとう!」と申し上げ、第一回の研修としたい。
 きょうは、ご多忙のところ、本当にありがとう! ご苦労さま!
 (アメリカ創価大学講堂)

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