Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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結成四十周年記念青年部総会 「人権」「文化」「世界市民」の時代に

1991.7.14 スピーチ(1991.4〜)(池田大作全集第77巻)

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26  最後に御書を拝したい。
 大聖人は、「松野殿御返事」の中で、エセ僧侶を弾劾されている。
 「受けがたき人身を得て適ま出家せる者も・仏法を学し謗法の者を責めずして徒らに遊戯雑談のみして明し暮さん者は法師の皮を著たる畜生なり」――受けがたい人間の身を得て、たまたま出家した者でも、仏法を学び謗法の者を責めないで、いたずらに遊び戯れて雑談のみに明かし暮らす者は、法師の皮を着た畜生である――と。
 その反対に、身命を捨て、私利私欲を捨てて、謙虚に仏法を学び、広宣流布へと社会の中で折伏・弘法に走る――それでこそ、真の「出家」なのである。(拍手)
 このように御書に照らし、法華経に照らし、また日達上人の指南に照らすならば、「大法流布」に生きゆく私たち学会員の人生、日々の行動こそが、大聖人のおほめにあずかることは間違いない。(拍手)
 このことを深く確信していただきたい。そして人類最高の、″正義の道″を歩むことを誇りとしながら、目を見張るような、壮大な「新しき歴史」を開かれんことを念願し、祝福のスピーチを終わりたい。
 全国の青年部の皆さん、本当にご苦労さま。私はいつも皆さんの成長と幸福を真剣に祈っています。見守っています。(創価国際友好会館)

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