Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

第一回SGI世界青年部幹部会 諸君は仏法史、各国史に輝く先駆者

1991.7.10 スピーチ(1991.4〜)(池田大作全集第77巻)

前後
29  また、大聖人は先の「天台・伝教にもこへよかし」の御文に続けて、次のように断じておられる。
 「わづかの小島のぬしら主等をど威嚇さんを・をぢては閻魔王のせめをばいかんがすべき、仏の御使と・なのりながら・をくせんは無下の人人なり
 ――日本のようなわずかの小島の主たち(権力者)がおどすのを恐れていては、死後、閻魔大王の責めをどうして耐えられようか。仏の御使いと名乗りながら迫害を恐れて臆する者は、最低の人々である――と。
 このように、門下を大慈大悲のお心で叱咤され、励ましておられる。一国の権力者をも「小島の主」と見おろして、「前へ進め!」「後に続け!」と、大聖人は先陣を切られた。
 その御境界は人類の永遠の指標である。その大境界を深く拝し、全世界に「正法」を弘め、全人類のための「平和」と「幸福」の大道を開いているのが、わがSGIである。
 この永遠の誉れの大道を、私とともに、また私の後を継ぎ、SGIの青年部が進みぬいていただきたい。この万感の″魂のバトン″を信頼する諸君に贈り、意義ある「第一回SGI世界青年部幹部会」のスピーチを終わります。(拍手)
 充実した毎日の研修、本当にご苦労さま。私は皆さまの健康と成長とご活躍を、日々、真剣にご祈念しています。また、それぞれの国に帰られたら、幹部の皆さま、メンバーの皆さまに、くれぐれもよろしくお伝えください。それでは、サンキュー! シー・ユー・アゲイン!(創価文化会館)

1
29