Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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広布三十周年イギリス記念総会 「正義の道」「良識の道」「満足の道」

1991.6.25 スピーチ(1991.4〜)(池田大作全集第77巻)

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14  弘法ぐほうについても、決してあせる必要はない。入信したいという人については、当然それはうれしいことであるが、決して無理をしてはならない。
 一人一人が立派に育っていくことがもっとも重要である。一人の厳たる「灯台」があれば、家族、友人、地域、社会もみな安心である。自身がその灯台になることである。
 また折伏がむずかしいのは、経文と御書に照らし当然といえる。大事なのは、相手を思い、法を弘めようという「一念」である。「祈り」である。その一念、祈りがあれば、それ自体が自身の成仏の因となっていく。
 何があっても御本尊に、深く祈念し、題目を唱えていく。その「信心」「信行」の種が、時とともに必ず「絶対の幸福」の大樹と育っていく。これが「冥益」である。″持続″こそ信仰の要であることを重ねて強調しておきたい。
 どうか、どこまでも朗らかに、楽しく、どこまでも仲良く、悠々と生きぬいていただきたいと念願し、次の三十年への出発のスピーチを結びたい。(タプロー・コート総合文化センター)

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