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日蓮大聖人・池田大作

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5・3「創価学会の日」記念式典 永遠なる民衆勝利の大叙事詩をつづれ

1991.5.3 スピーチ(1991.4〜)(池田大作全集第77巻)

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19  「私は折伏の闘士を大切にします」
 さらに日興上人は、ご遺誠の第十四条でこう戒められている。
 「身軽法重の行者に於ては下劣の法師為りと雖も当如敬仏の道理に任せて信敬を致す可き事」――わが身は軽く法は重しとする仏法実践者に対しては、たとえ下劣の法師であっても、まさに仏を敬う如くにすべきであるとの道理にのっとって、その人を信じ敬うべきである――と。
 仏法においては、地位や立場ではなく、信心の厚薄、実践の有無が根本であるとの教えである。身命を惜しまず、折伏・弘法に、広宣流布に生きぬく人は、立場がどうあれ、仏のごとくに尊敬していかねばならない、と。
 私どもは在家の立場でありながら、折伏・弘法に励んでいる。このご遺誠を残された日興上人のおほめをいただけることは間違いないと信ずる。
 日達上人は、先の総会の席上、この御文を拝されて、「私は、世界の人の前で、この身軽法重の行者、折伏の指導者である創価学会会長池田先生を大事にします。また、折伏の闘士として、創価学会の皆さんを大切にします」と断言されている。(拍手)
 どうか、皆さま方は、大聖人の仰せどおりに行じてきたわが学会の真実に、無上の誇りをもっていただきたい。
 この「誇り」を高々と掲げ、たとえ悪鬼、魔民におどされ、脅かされ、虐げられようとも、正義の「信仰者」として、一人の「人間」として、偉大なる一個の「人格」として、何ものも恐れず、強く、朗らかに、この一生の広布劇を飾っていただきたい。(拍手)
 来年の五月三日も、また本年以上に晴れがましく、全員がいちだんと成長し、いちだんと大福運を積んで集い合うことを念願しつつ、お祝いのスピーチを終わります。
 五月三日、本当におめでとう!大勝利の歴史、ありがとう!(創価大学記念講堂)

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