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日蓮大聖人・池田大作

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第三十九回本部幹部会・第十六回全国婦人… 民衆よ強く、民衆よ賢く、民衆よ立て

1991.3.4 スピーチ(1991.1〜)(池田大作全集第76巻)

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23  こうした民衆の真心、仏子の信心の発露を、食いものにし、横領し、みずからの私腹を肥やすために利用するような、″宿屋の悪夫婦″のごとき人間がいたとしたら――。それは仏法と民衆の敵であり、御本仏の敵であると思うが、皆さま、いかがでしょうか。(拍手)
 大聖人は「法華経のかたきを見て世をはばかり恐れて申さずば、釈迦仏の御敵いかなる智人・善人なりとも必ず無間地獄に堕つべし」――法華経の敵を見て、世をはばかり、世を恐れて黙っていたら、釈尊の敵となってしまう。どんな智人、善人でも必ず無間地獄に堕ちる――と断言しておられる。
 「正法の破壊者」に対しては、言うべきことは厳然と言わねばならない。そうでなければ釈尊の、大聖人の敵となってしまう、と。これが御本仏のお教えである。(拍手)
 ″世をはばからず″――仏法の根本は人情論ではない。目先の感情や利害に流されてはならない。どこまでも正しくして厳しき「道理」を貫くところに、新しき歴史は開かれる。これこそが正法の勝利である。
 民衆を断じて、ファンチーヌにしてはならない。″不幸な母″としては絶対にならない。
 そのために常勝関西は戦ってきた。創価学会は戦ってきた。この崇高なる学会精神で、ともどもに堂々と、また悠々と、王者の前進をしていきましょう!
 きょうは本当におめでとう。ありがとう。万事よろしく、お願いします!
 (関西戸田記念講堂)

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