Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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沖縄・国頭圏記念勤行会 「無二の信心」に永遠の幸福

1991.2.6 スピーチ(1991.1〜)(池田大作全集第76巻)

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9  大聖人の仏法は、末法の「一切衆生」を仏にしゆく仏法である。妙法を行ずる人は皆、平等に仏となる。
 御書には「釈尊程の仏にやすやすと成り候なり」――妙法の力によって釈尊ほどの仏に、やすやすとなるのである――と、御本尊の偉大さを説いてくださっている。ゆえに大切なのは、「無二の信心」である。広宣流布へと進む、自行化他の正しき信心の心である。
 日有上人はこう述べられている。
 「堂社僧坊は仏法に非ず。又智慧才覚も仏法に非ず。多人数も仏法に非ず。(中略)信心無二にして、筋目を違へず、仏法修行するを仏道修行、広宣流布とは云ふなり」(「有師談諸聞書」、富要二巻)
 仏法、仏法といっても立派な伽藍にあるのでも、才覚や人数にあるのでもない。御聖訓のまま、少しも違えない「無二の信心」のなかに仏法はある。また広宣流布はある、との言と拝する。
 形式でも地位でもない。この強盛な「信心」があるかどうか、である。日有上人のお言葉を拝すれば、学会に正しき「無二の信心」があるゆえに、だれ人もなしえなかった世界への「広宣流布」が進んだのである。このことを確信していただきたい。また無上の誇りとしていただきたい。
 「無二の信心」ある人は、皆、仏と成り、自分自身が「永遠の幸福」の境涯を得る。それのみではない。先祖代々、子孫末代まで、福徳を回向できる自身となるのである。(拍手)
 沖縄は日本とアジアを結ぶ一大センターである。明年もアジア各国の代表、また日本の各方面の代表が集う予定である。私も訪れ、名護の皆さまにも、またお目にかかりたいと願っている。(拍手)
 それでは、いつまでもお元気で。お会いできなかった方々に、くれぐれもよろしくお伝えください。きょうは本当にうれしい一日となりました。
 (名護平和会館)

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