Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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沖縄・世界平和祈念勤行会 勝利の歴史、幸福の歴史を残せ

1991.2.3 スピーチ(1991.1〜)(池田大作全集第76巻)

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18  アンデルセンは、静かに「どっちの生き方がいいと思いますか」と問いかけているようだ。
 世間を軽蔑しているつもりで、軽蔑されているカタツムリ。自分の不幸を、不平、不満に変えて、人にぶつけては、ますます不幸になっていくカタツムリ。それよりは、広々とした野原で太陽とともに咲き誇り、人々を幸せにしようと健気に願っているバラたちのほうが、どんなにか美しくて、幸福ではないでしょうか――と。
 ″威張りんぼ″のカタツムリや、人の幸福をうらやむカタツムリは、どこの世界にもいる。そんな哀れな人たちの言葉など気にすることはない。悠々と見おろしていけばよい。そして、顔を「太陽」の希望の光に向けて、堂々と生きていけばよいのである。
 私どもは、「法」のため、「人」のため、「社会」のために、広布に生きぬいている。その行動のなかで、福徳の花が爛漫と咲き薫る幸福の園を開いているのである。これほど尊く、充実した、誉れの人生はない。
 「平和原点の地」の沖縄である。人類を悲惨と不幸から解放しゆく平和の光を、この沖縄の地より全世界へと送っていただきたい。皆さま方のご多幸とご長寿、そして栄光の活躍を心から念願し、私のスピーテとしたい。
 (沖縄研修道場)

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