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日蓮大聖人・池田大作

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香港広布三十周年記念総会 広宣の「母なる港」永遠なれ

1991.1.28 スピーチ(1991.1〜)(池田大作全集第76巻)

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8  大地を踏みしめ希望に生きぬけ
 まもなく香港でも中国正月(旧正月=今年は二月十五日)を迎える。戸田先生は、亡くなる前年の正月、こう言われた。
 「新年の初頭にあたって、吾人(=私)が同志にのぞむものは、老いたるにもせよ、若きにもせよ、生活に確信ある希望をもち、その希望のなかに生きぬいてもらわなければならないことである。いうまでもなく、その希望に生きぬく生命力は、御本仏日蓮大聖人の御生命である人法一箇にんぽういっかの御本尊にあることを銘記すべきであろう。
 おのれも大地に足を踏みしめ、はなやかな希望に生きるとともに、世の人たちをも同じく大地に足を踏みしめさせて、人生に晴れやかな希望をもたせようではないか」(『戸田城聖全集』第二巻)と。
 喜びに満ちた中国正月を前にして、私は、東洋広布に思いを馳せ、願われていた戸田先生に代わって、皆さま方に、この言葉を贈りたい。
 希望に輝いている人は若い。希望に燃えている人は強い。希望に生きる人は幸福である。どうか、アジアの希望であり、人類の希望である「広宣流布」に、楽しく、朗らかに進んでいただきたい。
 香港の皆さま方の、日々の勝利と日々の幸福、日々の建設を心よりお祈りしたい。そして、三世永遠の栄光の生命の歴史をつづりゆかれんことをお祈りし、私のスピーチとさせていただきたい。できれば、明年もまた来ます。
 (香港文化会館)

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