Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第一回四国総会 「妙法の王国」「われらの王国」を

1990.11.27 スピーチ(1990.8〜)(池田大作全集第75巻巻)

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18  胸中の「福聚ふくじゅの海」は無量
 「普門品」の最後のほうには、妙法の功徳を「福聚の海無量なり」(開結六三六㌻)と表現している。「福聚」すなわち「福徳の集まり」の海が、妙法を唱えるわが生命に無量に広がっているのである。
 桂浜から望む太平洋のごとく、大海には無量の珍宝がある。無数の″海の幸″がある。クジラも泳ぎ、カツオもはねている(笑い、拍手)。その海よりも百千万億倍、すばらしい宝聚(宝の集まり)が、ほかならぬ、この胸中にある。それを開きに開き、輝きに輝かせていくカギが信心なのである。
 この高知が、四国の天地が、まばゆいばかりの「福聚の海」につつまれゆくことを祈りたい。また、そうなることを私は確信している。(拍手)
 かつて四国は「真言王国」と呼ばれた。今度は皆さまの力で、朗らかな、功徳満つ「妙法の王国」へ、そして正法栄える「創価の王国」へと大転換していただきたい。私も全力で応援したい。(拍手)
 どうか、「信心とは、これほどすごいものか」との実証を、堂々とわが人生で示しながら、これ以上はないという″無上の一生″を飾っていただきたい。
 四国の総会も今日を出発として、第二回、第三回と大発展の歴史を刻んでいただきたい。このことをお願いして、本日の祝福のスピーチとしたい。
 (高知文化会館)

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