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日蓮大聖人・池田大作

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第三十五回本部幹部会・第三回東京総会 平和・文化の推進は人類への責務

1990.11.16 スピーチ(1990.8〜)(池田大作全集第75巻巻)

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21  新たな生の出発を今世の凱歌で
 ともあれ、「死」は万人に平等に訪れる。「臨終」の善し悪しは、社会的な地位や名声、財産などとは無関係である。自身の「生命」そのものの勝負である。内面の境涯がためされる場である。その意味で、「死」には、地位等にとらわれない、究極の民主主義があるといえるかもしれない。
 その人生の総決算に勝利できた人が、本当の勝利者である。真実の幸福の人である。そして私どもは最高の生命の凱歌、「歓びの歌」をもって、次の「生」へ、新しい″幸福の旅路″の出発をしていくことができる。(拍手)
 そのためにも、現世で勝つことである。何があっても妙法の信仰を貫くことである。これが、仏法の「生死観」の一つの結論となろう。
 私は毎日、大切な皆さま方のご健康、ご長寿、無事故を、そして幸福を、真剣にご祈念している。どうかこれからも、来る日も来る日も生命力を満々とたたえながら、朗らかに、どこまでも朗らかに進んでいただきたい。そして皆さま全員が堅実な信心の実践で大福運を積みつつ、壮大なる、また絢爛たる創立七十周年への歴史を飾っていかれんことを重ねてお願いしたい。本日は本当におめでとう。ご苦労さま!
 (東京戸田記念講堂)

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