Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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福井、石川、富山第一回合同総会 われ希望という宝を持てり

1990.10.22 スピーチ(1990.8〜)(池田大作全集第75巻巻)

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16  「声仏事を為す」じである。しゃべらなければならない。声で、言論で戦っていかねばならない。私も連続のスピーチ等によって、言論戦の火ぶたを切っているつもりである。
 民衆が心から納得し、心から語り始める時、時代は音をたてて変わり始める。胸を張り、頭を上げて、朗らかに、何ものをも恐れず、語っていかねばならない。その時に知恵が出る。その時に、境涯も開ける。目の前に広々と道も開けてくる。
 夫婦げんかをする時の奥さま方の舌鋒の鋭さ!(爆笑)。どこからこんな知恵が出るのかと不思議なほど、頭がす早く回転する(爆笑)。ご主人が大学の教授であろうと、ご婦人方の機関銃のごとき追及にはかなわない(笑い)。福井のご家庭はみな平和かもしれないが……。(笑い)
 ともあれ庶民の知恵、庶民の叫び――これほど強いものは、この世界にないことを、皆さまは確信していくべきである。(拍手)
 そして、とくに若きリーダーの皆さまは、内外から「さすがである」「あざやかである」とたたえられる、水際立った言論の戦士、言論の勇者として人々を守り、また周囲に納得と信頼の輪を広げていっていただきたい。
 最後に、皆さまの健康と長寿を、そしてすばらしき″最高の人生″でありますようお祈りし、記念のスピーチとしたい。また、お会いしましょう。
 (福井文化会館)

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