Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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東京記念総会・第二十八回本部幹部会 「冬は必ず春となる」

1990.4.29 スピーチ(1990.2〜)(池田大作全集第74巻)

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10  ともあれ、妙法で結ばれた生命の絆は三世永遠である。ゆえに私どもは、永遠の同志としてこの世に生まれ合わせた尊い使命を自覚し、うるわしい団結で進んでまいりたい。
 恩師戸田先生は、晩年に「悪い種を撒き散らすような人間は、学会から出てもらったほうがよい。学会はよい人のまとまりで進むのだ」と、よく言われていた。
 清らかな信心の絆で結ばれた″人間共和″の世界――。他のいずこにもない、学会の″心の世界″は、だれ人にも壊されてはならない。悪しき心根の人を入れてはならない、との恩師の厳しい戒めであった。
 また、富や名声に執着し、世間の風潮に迎合して保身を図ろうとするような、人間の救済を忘れた宗教とも、私どもは無縁である。真に人類の幸福のため、世界の平和のために、大聖人の御遺命たる広宣流布の聖業に邁進しているのが、創価学会なのである。(拍手)
 その私どもを、大聖人はいかばかり御称讃くださることか。さらに、十方の仏菩薩や諸天善神も最大に讃嘆し、私どもを守護されないわけがない。
 この偉大なる使命と福徳を確信しながら、さらに無上の誇りとしながら、次の学会創立七十周年をめざし、ともどもに勇気と希望の前進を、とお願いして、記念のスピーチとさせていただく。
 (創価大学中央体育館)

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