Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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アメリカSGI各部合同研修会 妙法こそ幸福追求の軌道

1990.2.19 スピーチ(1990.2〜)(池田大作全集第74巻)

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8  御本尊には「若悩乱者頭破七分(もし悩乱する者は頭七分に破る)」とお認めである。みずからの、善なる法則を根本的に破壊してはならないという戒めである。退転や誹謗は、自分で自分の生命を破壊し、ばらばらにしてしまうようなものなのである。
 また「有供養者福過十号(供養する有らん者は福十号に過ぐ)」とも、認められてある。御本尊に唱題し、弘める者の功徳は、釈尊に供養する福徳よりも、はるかに大きい、との厳然たる御文である。
 宇宙にある一切の幸福という滋養を、わが小宇宙という内面に吸収し、最高に幸福な生命になっていくというお約束である。ゆえに、広布に生きる仏子は一人ももれなく、絶対に幸福になる。だれよりも幸福にならないはずがない。御本仏は絶対にいつわりを言われないからである。(拍手)
 また御本尊には「為現当二世(現当二世の為に)」ともお認めである。
 現在(現在世)と未来(当来世)と。そのための信仰である。仏法である。御本尊を拝するところ、久遠元初の生命がわく。一日一日、瞬間瞬間、久遠元初から出発するのが、私どもの信仰なのである。今日から未来へ、この瞬間から永遠の幸福へ、つねに出発であり、つねに希望である。つねに青春であり、つねに始まりなのである。
 そのことを確信し、尊い大切な人生を、悔いなく、心楽しく、心朗らかに進んでいただきたいと申し上げ、記念のあいさつとしたい。
 (創価大学ロサンゼルス分校)

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