Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第二十四回本部幹部会 永遠に轟く生命の凱歌を

1989.12.20 スピーチ(1989.8〜)(池田大作全集第73巻)

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20  また大聖人は、不軽の姿をとおしながら、教えられている。
 「法華経を持たざる者をさへ若し持ちやせんずらん仏性ありとてか
 ――不軽菩薩は法華経を持っていない者でさえも「もしかしたら持つかもしれない。本来、仏性があるからである」として、このように敬い礼拝された。まして、法華経を現に持っている在家、出家の者を、敬わないでよいことがあろうか――。
 この御文を拝すれば、同信のわれらをさげすみ、下に見るような行為が、どれほど大聖人のお心に反しているかは明白である。
 大聖人の仰せどおり、在家も出家も、ともに尊敬していくことが正しい。そこに法華経の精神もある。
 明年は、いよいよ大石寺の開創七百年。また学会創立六十周年の佳き年を迎える。私は、全世界の友が、一人ももれなく、健康で朗らかに、楽しく、最高にすばらしきお正月をお迎えくださることを、祈りに祈って、スピーチを終わりたい。
 (創価文化会館)

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