Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

第八回親善文化祭 この生涯を使命の道に

1989.10.1 スピーチ(1989.8〜)(池田大作全集第73巻)

前後
9  ここで、日達上人のお言葉を拝したい。
 「法華講々員一般」へあてて発せられた「訓諭」の中で、次のように述べられている。私が第三代会長の時である。
 「夫れ創価学会々員捨身弘法の熱誠たるや宗門の古今に全くその類ひを絶せる熾烈さにして(中略)会長統卒により一糸乱れず広布実現の過程に於て必要欠くべからざる多角的な諸活動を展開し顕著なる実績を累増しつつあり その行業は正しく大聖人の御嘉納遊ばさるるところにして 宗門緇素の等しく満腟の敬意を表さずんばあるべからざるところなり
 若し聊爾たりとも 此の清浄無比にして護惜建立の赤誠に燃ゆる一大和合僧団創価学会に対し実にもあれ不実にもあれ謬見を懐き謗言を恣にする者ありとせば 其籍 宗の内外に在るを問はず 全て是れ広布の浄業を阻礙する大僻見の人 罪を無間に開く者と謂ふべし」(『日達上人全集 第一輯第一巻』)と。
 すなわち――学会員による身を捨ててまでの弘法の情熱・誠意は、日蓮正宗七百年の歴史に、まったく類例がない。会長の統率によって一致団結し、広宣流布の実現のために必要な多角的活動を展開して、顕著な実績をしだいに増やしている。その学会の行動を、大聖人がお喜びになることは間違いなく、僧俗ともに、学会に対して最大の敬意を表すべきである、とのご指導である。(拍手)
 そして、もし、いささかであっても、この清らかさにおいて他にくらべるもののない一大和合僧の団体である学会に対し、誤った見方をもったり、悪口を言う者がいれば、それが宗門の内部であれ外部であれ、これらはすべて、広宣流布を妨げる″大いに誤った人″であり、無間地獄への罪を受ける者というべきである、と厳しく断言されている。
 ここにお話のように、広布実現のために不可欠な「多角的な活動」の主体者は、あらゆる分野で広布を推進させている皆さま方である。そのお一人お一人が、大聖人のお心にかなった、どれほどすばらしい方々であることか。また、その尊い行動は、どれほどの福徳を積み、確かなる成仏への道、幸福への道を開いていることか計り知れない。
 どうか、この絶対の誇りを忘れないで、あくまでも秋谷会長を中心に、たがいに励ましあい、一生成仏への信心の道を貫いていただきたい。
 そして、創立六十周年を迎える明年の秋には、さらに盛大に、また元気いっぱいに集いあいましょう、と申し上げ、本日のスピーチとさせていただく。
 (創価大学中央体育館)

1
9