Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第十九回本部幹部会 新しき天地を新しき勇気で

1989.7.14 スピーチ(1988.11〜)(池田大作全集第72巻)

前後
18  初代会長牧口先生は、次のように指導されている。
 「いかなることがあっても、われわれはこれからのことを考えて生きていくことだ」
 さらに「妙法の生活とは″変毒為薬″である。社会で生活している以上、時には事故や災難、そして事業の失敗などにあう場合がある。(中略)だが、どんな場合でも妙法根本、信心根本として、御本尊を疑わず、信心に励めば、毒を変じて薬となしていけるのである。
 たとえば、病気をした、これは罰だと悩んでいるだけでは解決しない。そこで″この病気を、かならず変毒為薬してみせるぞ、健康という大福運、大功徳を開くのだ″と確信し、決意して信心をつづけていくことが大事だ。
 そのとき、病気が治るだけではなく、全快したときには、以前よりも健康になるのが、変毒為薬の妙法である」と。
 強盛なる信心によって、すべては変毒為薬していける。これが仏法である。信心は「現当二世」である。何があっても、「変毒為薬」の信心を貫き、つねに勝利の大道をさらにさらに開いていけるのである。
 ご存じの通り、経文に照らして広宣流布の途上にはさまざまな苦難がある。皆さま方には大変ご苦労をかけている。しかし、これからも多くの労苦に耐えていかねばならないであろう。それしか広宣流布の山を一つ一つ登ることはできないからである。
 皆さま方のますますのご健康とご長寿、そして勇気ある人生を歩んでいかれんことを切にお祈りし、私のスピーチとさせていただく。

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