Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第十四回本部幹部会 悠久なる″民衆平和の長城″を

1989.2.20 スピーチ(1988.11〜)(池田大作全集第72巻)

前後
22  大聖人は「一昨日御書」に、次のように仰せである。
 「謀を帷帳の中に回らし勝つことを千里の外に決せし者なり」──陣営のとばりの中で計画をめぐらせ、勝利を千里のかなたで決した者である──と。
 どうか、時代・社会への鋭い洞察どうさつの眼をもって、将来にわたる広布と人生の勝利への道を賢明に開き、つくりながら、日々いなく進みゆくお一人お一人であっていただきたい。
 「南無妙法蓮華経」は、師子奮迅ししふんじんの力である。妙法は最高の生命のエネルギーである。唱題に励みながら、最高の生命力を涌現し、最高の歓喜と充実感をもって、最高にして無限の幸福の人生を生き抜いていただきたい。それができるのが妙法の世界であり、学会の世界である。
 御書にも「前三後一」のたとえがある。このところ、少々、「後一」の部分があったかもしれないが、もう一度「前三」の前進を、朗らかに、楽しく開始していきたい。ともかく、何事においても″勝つ″ということは気持ちがいいし、楽しいものだ。それぞれの舞台で「勝負」に徹し、見事に勝ち抜いていただきたいことを念願し、私のスピーチを終わりたい。

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