Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第十二回全国青年部幹部会 汝の魂の真実に生きよ

1989.2.14 スピーチ(1988.11〜)(池田大作全集第72巻)

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28  さらに日淳上人は「(=牧口)先生は価値論の完成を期し、信仰のうえに立脚され、自身の生活上に如実にあらわして、それを他に説いていった。その先生の労苦を、深く考えねばなりません。この労苦が解決されるならば、道は開けてくるのであります。
 牧口先生は、これを一人で解決されてかれたのです。牧口先生は、価値というものを研究されて、南無妙法蓮華経を体得された、希有けうのかたであります」と言われている。
 また、日達上人は「日本は、まさに邪見の宗教によって敗れ、しかもなお、邪見の学者によって堕落している今日、牧口先生の志を継いで、われわれ同志は、立宗の教義を深め、ますます広く流布し、正しいものは正しく認識するような研究が行われんことを、希望する次第であります」と。
 ここに日達上人は僧俗ともに「われわれ同志」と仰せくださっている。深い意義が込められた素晴らしいお言葉と拝される。
 これらのお言葉を後世に明確に残しゆくために、この席で改めて紹介させていただいた。最後に、若き後継の諸君の、素晴らしき健闘と勝利を心から祈って、私のスピーチを終わらせていただきたい。

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