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日蓮大聖人・池田大作

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記念関西支部長会 偉大なる「精神」が「精神」を触発

1989.2.2 スピーチ(1988.11〜)(池田大作全集第72巻)

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18  「常勝・関西」の歴史を限りなく
 広布はつねに、だれに頼まれるのでもない。自発の一念によって開かれる。
 私も青年時代、戸田先生に「関西が大事です。交通費なども全部自分で工面しますので、ぜひ行かせてください」とお願いし、何回もこの地に来させていただいたことを、懐かしく思い出す。
 ともあれ、いかなることがあっても、委縮いしゅくしてはならない。つねに獅子のごとく、赫々かっかくたる生命で前進していく――ここに、広宣の魂があり、信仰の精髄がある。
 私どもは、どのような策や誹謗があったとしても、我が信仰の大道を、大胆だいたんに、また堂々と進んでいけばよいのである。清き信心の世界を、悪意に蹂躙じゅうりんさせては絶対にならない。
 皆さまは、末法万年の広布の揺るがぬ土台を作り、人類待望の新しい理想の舞台を開こうとされている。それは、あまりにも尊く、素晴らしき使命であり、人生である。この道を歩み抜くならば、限りなく、我が生命の境涯を広げ、福徳を薫らせていけることは間違いない。
 この一点を深く確信し、みずみずしい歓喜をたたえながら、「常勝・関西」の歴史をさらにつづりゆけと申し上げ、本日のスピーチとさせていただく。

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