Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第三回中部総会 自身の決めた道を堂々と歩め

1989.1.21 スピーチ(1988.11〜)(池田大作全集第72巻)

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14  一人一人の向上こそ時代の要請
 学会は、いわば人生の″総合大学″である。私がこうして何度も、長時間のスピーチをし、仏法の話はもとより、広く世界の思想や歴史、人物等について話をさせていただいているのも、その意義からである。
 学会は、広宣流布という最も崇高(すうこう)な目的に向かって進む仏子の集まりである。人間的にはもちろんのこと、知性や教養も深めていくべきである。どうか、そのためにも皆さま方は、この学会の世界で、信心を根本に、つねに勉強していく姿勢を忘れないでいただきたい。学会員一人一人の、向上への着実な一歩一歩こそ、広宣流布の確かな発展をもたらしていくからである。
 またとくに幹部の方は、いつも同じような内容の話ではなく、つねに新鮮な心からの納得と決意を呼び起こすような話を心掛けていくべきである。そのための真剣な研さん、思索の姿は、後輩へのよい刺激となり、励みとなるはずである。私も、今後さらに先駆を切り、その確かなる流れをつくり残していきたい。
 最後に、鉄の団結で全国の模範中の模範の地域を築いていただきたい。そして、″中部を見よ″″中部を見習え″″中部に続け″といわれる「大中部」であっていただきたいことを心から祈って、本日のスピーチとさせていただく。

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