Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第六回本部幹部会 堂々と広宣流布の志高く

1988.6.21 スピーチ(1988.5〜)(池田大作全集第71巻)

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18  時光は、大聖人のこの仰せのままに、熱原の法難にあっても、青年らしく、凛々りりしく戦い抜いた。そして大聖人御入滅後も、日興上人を外護げごし、大石寺の創建に尽くした。まさに、「富士門今日の大基礎を築き上げられた宗門の大功労者」(日亨上人)であった。
 それに加え、父や弟の分まで長生きし、晩年には多くの子孫に囲まれつつ、最高の幸せを満喫し、七十四歳の生涯をまっとうした。
 たび重なる大難との死闘のてに、まさしく大聖人の「一切は心にまかせんずるなり」(一切は心のままである)の御約束通りに、自在の境涯を開き、見事なる所願満足の生涯を飾った。これもすべて、「広布の正道」をひたすらに歩み抜いた結実にほかならない。
 広布の″将の将″として奔走ほんそうされている皆さま方もまた、大聖人の御遺命のままに成仏の道を行く尊い仏子の方々である。最大に、この一生を楽しみ、一家の限りない幸福と安穏を開いていかれるお一人お一人であっていただきたい。
 その皆さま方に、心から敬意を表するとともに、更なる皆さまの健勝、長寿をお祈りし、本日のスピーチとさせていただく。

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