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日蓮大聖人・池田大作

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「創価学会の日」記念式典 「創価」の使命に無常の誉れ

1988.5.3 スピーチ(1988.1〜)(池田大作全集第70巻)

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14  歴代会長の厳格な精神忘るな
 日淳上人は、戸田先生の逝去七カ月後、十一月九日に行われた学会の第十九回総会の席上、次のように講演された。
 「今日この創価学会の方々が、戸田会長先生が師匠として教えられて来られました所を、一歩も踏みずさずに遵奉じゅんぽうをして益々ますますその道に邁進まいしんせられようとせられること、このことが真の妙法華経の道を実践躬行きゅうこうすることであるのでございまする」と。
 学会の「師弟の道」に徹するところに、妙法の真の実践があると明言しておられる。
 戸田先生は牧口先生との師弟の道を貫かれた。私も、戸田先生の教えられた通りに、まっすぐに生き抜いてきた。三代の会長が、この師弟の道に徹したゆえに今日の学会の大発展がある。この一点を、いささかも軽んじ、見失ったならば、もはや正しき広布の前進はありえない。日淳上人の仰せのごとく、それでは真の妙法の実践ではなくなってしまう。後世のために、このことを、あえて申し上げておきたい。
 人類待望の「生命の世紀」ともいうべき二十一世紀は、刻々と近づいている。
 この最も重要な、素晴らしき晴れ舞台へと活躍しゆくのは、青年部の諸君をはじめとする、我が地涌の勇者である。いわば皆さま方は″久遠よりの特使″であり、いかなる世界のリーダーにもまさって使命も深き、仏法の指導者であられる。
 その限りなく大切な皆さま方の「成長」と「活躍」と「長寿」を、心の底より祈りに祈って、本日の私の記念のスピーチを終わりたい。

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