Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第4回本部幹部会 「人間」と「生命」を深く探れ

1988.4.22 スピーチ(1988.1〜)(池田大作全集第70巻)

前後
20  私は、これまであらゆる障魔と真っ向から戦ってきた。一歩もひかなかった。それが大聖人の教義であるし、戸田第二代会長の信心と行動でもあった。
 ともあれ「魔」を恐れずに、厳然と戦ってきたがゆえに、今日の大発展と大功徳がある。これからは、幹部や青年部は、私がいるからという安易な考えであっては断じてならない。隆々たる発展を遂げる大仏法の前進の中で、いつしか、「謗法」や「魔」と、どこまでも戦い抜く精神が薄らいでいくようなことがあっては絶対にならないと申し上げたい。
 ともかく、信心は「憶病」であってはならない。また、他人まかせであってはならない。幹部でありながら、「障魔」と戦っていくことを避け、周囲の評価を気にして要領よく生きていこうとするのであれば、もはや信心とはいえない。
 皆が団結し、強盛な祈りに立てば、少しぐらい幹部や先輩が退転しても、そんな低次元のことは何も恐れる必要もない。朗らかに堂々と戦っていけば、御聖訓に照らし、勝敗の結果は全部明白となるからである。
 指導者である皆さま方は、いかなることがあっても、自らの「祈り」と「責任」において、真正面から取り組み、勝利への道を切り開いていく、師子王のごとき信心でなければならないと強く申し上げておきたい。
 最後に、明年の「5・3」もまた、光り輝く広布の天地、百花咲き薫る人生の桧舞台で迎えゆくことを共々に祈り、誓い合って、私のスピーチとさせていただく。

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