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日蓮大聖人・池田大作

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第1回東村山圏総会 「おごりたかぶるな、大衆から離れるな」

1988.4.10 スピーチ(1988.1〜)(池田大作全集第70巻)

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19  この解釈は様々に可能であろう。ただ″クモの巣で世界をからめ取ろう″という陰湿な謀略――政治にしろ経済にしろ、また軍事の分野などは特に、大なり小なり、このような策略と智謀ちぼうのウズ巻く世界であるといえよう。
 どんな世界にも、またいつの世にも、陰でコソコソと″クモの巣″を張るような陰湿で卑劣な策動があるものだ。
 近年の悪侶等や山崎一派らのやり方が、まさに″クモの巣″を張って、仏子をアミにかけ、食いものにし、「宗門」と「学会」をからめとろうとの卑劣な陰謀であった。その醜悪な姿は、まさに″クモ″のイメージそのままである。
 私どもは、これからも、そのような悪の存在を絶対に許してはならない。尊き「宗門」と「学会」の信心の世界、美しい心の世界に″クモの巣″をはらせてはならない、と強く申し上げておきたい。
 信心とは策ではない。要領でもない。役職や社会的地位のみでもない。ゆえに、表面的人気や格好にだまされてはならない。
 「晴ればれとした領分」すなわち澄みきった″生命の青空″を仰ぎつつ、強盛にして純粋なる信仰で″永遠の生命″を得ていくのが私どもの世界である。
 ゆえに私どもは、どこまでも晴れ晴れと、またどこまでも異体同心の団結で、素晴らしい無上の人生、正義の人生の総仕上げをしていきたい。その堂々たる前進をお願いして、私の祝福のスピーチを結ばせていただく。

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