Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

第1回茨城県記念総会 学会は人生蘇生の学舎

1988.2.27 スピーチ(1988.1〜)(池田大作全集第70巻)

前後
16  さらに、県名となっている「茨城」の由来については、「常陸風土記」の中に古老の説話として述べられている。
 かつて黒坂のみことという武将が、うばら(イバラ)を使ってこの地にはびこっていた悪賊を退治したとも、また蕀で(しろ)を築いてこの地を平定したともいう。こうした故事から「城」(うばらき→いばらき)との名が付いたとされている。
 また「うばらき」とは、茨の生えている所の意、との説もあり、自然の恵まれた風土に野イバラの花が咲き乱れる美しい土地であったともしのばれる。古来より美しい風土をたたえた城の、県の花は「バラ」。県の木は「梅」。そして県の鳥は「ヒバリ」である。まるで万葉集か古今和歌集の世界のような風雅の趣が感じられる。
 どうか皆さまはその理想郷ともいえる茨城の地で、理想的な「人生」と「仏国土」の建設に邁進していただきたい。そして、理想的に生きるための″ホスピス″ともいえる学会の組織の中で「常楽我浄」の人生を送っていかれんことを念願し、私のスピーチとさせていただく。

1
16