Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

「5.3」記念関西代表者会議 一人一人が広宣流布の柱に

1987.4.17 スピーチ(1986.11〜)(池田大作全集第68巻)

前後
3  時代は移りゆき、あらゆるものが変化していく。しかし、信心の精髄と学会精神だけは、いささかも変わってはならない。
 次元は異なるが、日蓮大聖人は、御自身の御所行を久遠元初以来、「芥爾けに計りの相違」(御書一〇二三㌻)も無いと仰せになっている。信心もまた、時代を超えて″芥爾ばかりも″変わってはならない。
4  信心の福徳こそ生命の財宝
 皆さんは、広布の活動の一切の中核を担いゆく重要な立場にある。組織の第一線にあっても、会員の一人一人から″あの人がいればこそ″と信頼され、慕われる『広布の柱』の存在であってほしい。それぞれ地涌の友として久遠からの縁で結ばれた一人一人である。その深い縁のもと、広布の世界に生を受けた自らの使命と役目を立派に果たしゆく一人一人であってほしい」と望んだ。
5  信心によって築かれた福徳は、三世にわたって我が身を飾り、生命の財宝となっていくのである。そして、それは自分自身のみならず、子孫末代まで功徳で飾っていくことを確信してほしい。世間には多くの富を得、名声を博した人もいる。しかし、それは三世永遠にわたる財宝とはならない。永遠に崩れない財宝は信心の世界でしか築けない。
 ゆえに、活動できるときにまじめに、真剣に、仏道修行に励み、「心の財」を積んでいただきたい。人間は、病気になることもあれば、年老いてもくる。若い時代を無為に過ごし、年老いてから発奮しても取り返しはつかない。健康な時に、また、皆さん方の世代に骨身を惜しまず広布の活動に励み、信心の歩みを進めておかないと、必ずや悔いを残すにちがいない。
 どうか皆さま方は、強き信心の確信を胸に、生涯、広布と成仏への軌道を走り抜き、悔いなき人生の総仕上げをお願いしたい。

1
3