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日蓮大聖人・池田大作

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全国総県長会議 広宣流布の大目的に生きよ

2000.7.19 メッセージ集(池田大作全集第67巻)

前後
10  最後の息を引きとる時まで活動的であれ
 中国の文豪・魯迅は言った。
 「世間のすべての人の賞讃を受けても喜ばず、非難にさらされても挫けず、従って来る者があればその来たるに任せ、嘲笑悪罵に囲まれて孤立しようとも恐れない。こうした人物があらわれてこそ、天日の光をもって暗黒を照らし、国民の内なる光を発揮させることもできようか」(「破悪声論」伊藤虎丸訳、『魯迅全集』10所収、学習研究社)
 皆さま方も、何事にも動じない「一人立つ勇者」として、周囲を明るく照らしていっていただきたい。
 また、アメリカの政治家・フランクリンの言葉に、こうある。
 「交戦中に臆病者が一人いると一〇人の勇者の働きも台なしにしてしまう」(『アメリカ古典文庫』1、池田孝一訳、研究社)
 最後に、スイスの思想家・ヒルティの言葉を紹介したい。
 「人生の幸福な時とは、要するに、仕事に没頭している時のことである。最後のいきをひきとる時まで活動的であること、これが、この世に生きる意味であり、合いことばだ――それがわれわれの運命ではないか!」(秋山英夫訳編『希望と幸福――ヒルティの言葉』社会思想社)
 人生、最後の最後まで戦って、戦い抜いていく。これが「不惜身命」の精神である。
 どうか、二十一世紀へ、総県長会議の皆さま方が、勇んで先頭に立って、わが地域を駆けめぐっていっていただきたい。そこにこそ、無限の広宣流布の道が開かれていくからである。
 来年(2001年)は、二十一世紀の出発の年である。来年、勝利するところが、「本末究竟して等しく」、次の千年へ、勝利と栄光を持続し、発展していくことができる。
 二十一世紀へ、勝ち抜くために、各方面、各県で、仲良く、信頼しあい、協力しあい、守りあい、助けあいながら、異体同心で前進していってください。
 各地域の大切な皆さま方に、くれぐれも、よろしくお伝えください。
 どうか、お体を大切に!
 (創価文化会館)

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