Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第一回全園地区部長・地区婦人部長研修 皆さまあればこその学会

1999.12.4 メッセージ集(池田大作全集第67巻)

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1  尊き、偉大な「広宣流布」に向かって、昼夜を分かたず、激闘を続けてくださっている地区部長、地区婦人部長の皆さま方! そして、統監部、地域部、団地部の皆さま方! 一番、大変な、一番、労多き第一線で、疲れもいとわず、勇猛精進しておられる、一番、大切な方々が、きょうはお集まりくださいました。意義深き研修、誠に誠に、ご苦労さまでございます。
 皆さま方あればこその創価学会であり、妙法広布であります。私は合掌し、深々と最敬礼をして、気高き皆さま方のご健闘に、心からの感謝を捧げます。
 いま世間は、皆さまを妬み、無視して、讃えようとしないかもしれません。しかし、皆さま方こそが、やがて、多くの人々の胸の奥深くに、仏さまとして、また菩薩として、永遠に仰がれ、慕われゆく方々なのであります。
 蓮祖大聖人は、郷土に根を張る在家の門下に、こう仰せであります。
 「釈迦仏や地涌の菩薩が、あなたの御身に入り替わられているのでしょうか。その国、その地域の仏法流布は、あなたに、おまかせします。仏種(成仏の種子)は、妙法の話をするという縁によって生じていくのです」(御書1467㌻、趣意)
 いま、自分が指揮を執る、その場所が、「本有常住の常寂光土」であります。
 責任者の皆さま方が、一つ一つ具体的に、強く深く祈り、そして、真剣に誠実な対話を続けゆくとき、その国土は、必ず必ず、三変土田して変わっていくのであります。
 「私の時代に、わが地域の広宣流布を、断じて拡大してみせる」――この決定したリーダーの一念が、衆生世間をも、また国土世間をも、揺り動かし、理想の楽土の建設を成し遂げていくのであります。
 一切の苦労をば、「煩悩即菩提」「変毒為薬」の法理で、永遠の大福運と変えながら、最後に断固として勝っていくのが、この「信心」であります。
 ここで、有名な「諸法実相抄」の一節を共々に拝したい。
 「日蓮一人はじめは南無妙法蓮華経と唱へしが、二人・三人・百人と次第に唱へつたふるなり、未来も又しかるべし、是あに地涌の義に非ずや、剰へ広宣流布の時は日本一同に南無妙法蓮華経と唱へん事は大地を的とするなるべし、ともかくも法華経に名をたて身をまかせ給うべし」と。
 どうか、ますます、きめこまやかに、若い人、新しい人、これからの人を育て、集め、糾合しながら、わが地区に、二十一世紀の地涌のスクラムを、明るく、にぎやかに、広げていってください。世界一、崇高な団体である創価学会と共に、一番正しい「正義の道」を、威風も堂々と歩み通していきましょう!
 心から尊敬し、心から信頼する皆さま方のご健康と、ご尊家の万代のご繁栄を、強く深く、お祈り申し上げ、私のメッセージといたします。
 どうか、各地区の大切な大切な同志の皆さま方にくれぐれも、よろしくお伝えください。

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