Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

第十三回白樺会夏季研修会 尊きかな「女王のごとく、人を救う女性」

1998.8.2 メッセージ集(池田大作全集第67巻)

前後
10  二十一世紀へ「青年の勢い」を倍加
 牧口先生は、『創価教育学体系』で、「政治も経済も道徳も、其他の生活も、行詰まりの病根が総て人材の欠陥にある」と喝破しておられました。現代の混迷の世相も、まったく同じといわざるを得ません。
 学会は、いよいよ、青年部・未来部の育成に、総力をあげていきたい。頼もしく台頭しゆく今の青年の勢いを、さらに倍加しながら、二十一世紀への山を走破していきましょう。
 「諸法実相抄」にいわく、「末法にして妙法蓮華経の五字を弘めん者は男女はきらふべからず、皆地涌の菩薩の出現に非ずんば唱へがたき題目なり、日蓮一人はじめは南無妙法蓮華経と唱へしが、二人・三人・百人と次第に唱へつたふるなり、未来も又しかるべし、是あに地涌の義に非ずや
 ――末法に妙法蓮華経の五字を弘める者については、男女を差別してはならない。皆、地涌の菩薩の出現でなければ、唱えがたい題目である。初めは日蓮一人が南無妙法蓮華経と唱えたが、二人、三人、百人と次第に唱え伝えてきたのである。未来もまた、そうであろう。これこそ地涌の義ではないか――。
 大地から涌き出るごとく、新しき逸材が欣喜雀躍と、限りなく登場し、結集し、活躍していく。これが「地涌の義」です。
 この「法華経の原理」のままに、わが学会は何ものにも左右されず、悠々と、また堂々と、創価の「不滅の道」を作ってまいりましょう。
 皆さま、どうか、お元気で! おたっしゃで!
 素晴らしい夏であり、素晴らしい人生であられますように。
 (東京戸田記念講堂)

1
10