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日蓮大聖人・池田大作

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9.15「ドクター部の日」記念勤行会 人間を救う「薬王菩薩」の精神で

1996.9.15 メッセージ集(池田大作全集第67巻)

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4  社会の「信頼の灯台」に
 第三に、信頼されゆく社会の灯台たれ! ということであります。灯台は、つねに光っています。人々が注目しています。
 大聖人は、耆婆などの名医を、”その時代の宝”であり、光であり、灯台にあたるとされています。”後世の医師の鑑”とされております。
 「強盛の大信力をいだして法華宗の四条金吾・四条金吾と鎌倉中の上下万人乃至日本国の一切衆生の口にうたはれ給へ
 ――強盛な大信力を出して、法華宗の四条金吾、四条金吾と、鎌倉中の上下万人、および日本国の一切衆生の口にうたわれていきなさい――。
 これは、ドクター部への永遠の指針と、私は拝してきました。セミナーであれ、座談会であれ、個人指導であれ、仏法対話であれ、ドクター部の諸先生方の行くところ、行くところ、皆が楽しく、皆が喜び、皆が希望を持ち、勇気を持っていけるような、偉大なる名医であり、名指導者であってください。
 ともあれ、ドクターは、まさに「一人」が「万人」に通ずる存在であると、確信を持っていただきたい。一人のドクター部が、万人を照らしていってください。
 「諸法実相抄」には、「行学の二道をはげみ候べし、行学たへなば仏法はあるべからず、我もいたし人をも教化候へ、行学は信心よりをこるべく候、力あらば一文一句なりともかたらせ給うべし
 ――行学の二道を励んでいきなさい。行学が絶えてしまえば仏法ではないのである。我も行い、人にも教化していきなさい。行学は信心から起きてくるのである。力があるならば一文一句であっても人に語っていきなさい――とあります。この御聖訓を、心肝に留めていただきたい。
 ドクター部員の厳然たる成長と拡大が、壮大なる広宣流布の大原動力であることを確信して、私のスピーチといたします。
 (戸田記念国際会館)

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