Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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腎臓病 腎臓は体内浄化の工場

「健康対話」(池田大作全集第66巻)

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10  塩分・タンパク質をとりすぎない
 池田 腎臓の悪い人は、食生活で注意する点はありますか。
 藤乗 まず塩分を控えることです。塩分をとりすぎると、体内にナトリウムが多くなり、水分をためこみやすくなります。また血圧も高くなります。
 成見 タンパク質も、控えめにしてください。ただ体に不可欠な栄養素なので、減らしすぎもよくありません。
 森田 腎臓の病気の場合は、治療は長期にわたります。また病気のタイプや、症状の程度によって治療の内容も変わってきます。信頼できる専門の医師と相談してほしいと思います。
 藤乗 何度も繰り返すようですが、自覚症状がなくても、定期的に尿検査などを受けることが第一です。
 池田 冒頭、「五臓」の話をしましたが、仏法ではこの「五臓」を「五大」と対応させる場合があります。五大とは、一切の現象は「地・水・火・風・空」の五つの要素からなるという世界観です。そして日蓮大聖人は、「今阿仏上人の一身は地水火風空の五大なり、此の五大は題目の五字なり」――年はますます若くなり、福運はますます重なっていくでしょう――と説かれています。
 妙法を根本にした信心即生活は、五臓をはじめとした「生命という小宇宙」を生き生きと働かせます。「妙法の軌道」こそ、根本的な「健康の軌道」であり、「幸福の軌道」なのです。

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