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日蓮大聖人・池田大作

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ストレス 前向きで「プラス思考」が大切

「健康対話」(池田大作全集第66巻)

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13  「ストレス」をバネに「新しい自分」を――仏法は「煩悩即菩提」と説く
 池田 自分の世界を大きく広げていける。眠っている「新しい自分」を呼び覚ますことができる。人生を何倍にも楽しむことができますね。
 森田 こうしてみると、学会活動は、まさに「ストレス解消」にも、なるわけですね。(笑い)
 池田 仏法には一切、むだがないのです。もちろん、信仰したからといって、ストレスがなくなるわけではない。ある面では、人のために悩むことは、深い疲労をともなうことも事実です。しかし、だからこそ崇高なのです。だからこそ「より健康な」生命になれるのです。
 仏法では「煩悩即菩提」と説きます。人生に悩みは尽きません。悩みがあるからこそ、努力するし、進歩するいわんや妙法によって生命力を強めれば、すべての「煩悩」が即「菩提」となっていく。悩みが智慧に変わり、幸福に変わっていくのです。ストレスも同じです。ストレスがあるから、健康も注意できる。ストレスをバネに、自分の境涯も広げていけるのです。
 仏の別名を「能忍」と言います。すべてを「能く忍ぶ」「耐えて乗り越える」――その強さ、生きぬく力が、仏の境涯なのです。おおらかな積極人生で、「ストレス社会」を悠々と生きていきたいものです。

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