Nichiren・Ikeda
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勤行は何のため?
「希望対話」(池田大作全集第65巻)
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12 雑念がわくが?
―― 「テレビを見てから勤行しようと後回しにすると、結局できなくなってしまう」と言う人がいます。
池田 そうわかっていれば、先にすればいい(笑い)。まあ、「いいこと」というのは、なかなかできないものだ(笑い)。勉強だって、そう。親孝行だってて、そう。
「そんなにいいことなのに、なぜ信心しない人が多いのか?」と言う人がいるが、「いいこと」だから、なかなかできないのです。(笑い)
ともかく、夜の勤行は早めにしたほうがいいと私は思います。また、「雑念がわいて、題目に集中できない」といって、自分を責める必要もない。祈っている時に浮かんでくることは、そのときの自分にとっての問題なんだから、ありのままの自分をぶつけていけばいいのです。神経質に考えてはいけない。
ともあれ、信心は一生涯のものです。あせることはない。青春時代に「生涯、信心をつらぬく」土台を築けばいいのです。
今まで、できていなかった人も、これから挑戦を始めればいい。始めれば、その瞬間から、全宇宙があなたの味方になるのだから!