Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第6章 親と子が向き合う時  

「21世紀への母と子を語る」(池田大作全集第62巻)

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8  自分で決めるのが本当の「使命」
 蓬田 昭和五十七年(一九八二年)一月、池田先生が寒い雪の中、秋田に来てくださいました。
 あの時、秋田文化会館前で、先生と「人間革命の歌」をいっしょに歌ったことは、“雪の街頭座談会”とともに、秋田のメンバーにとって最高の“金の思い出”となっています。
 「吹雪に胸張り いざや往け」との一節に、先生のお心が伝わってきて、涙ながらに歌ったことを覚えています。
 池田 秋田の皆さま方と、一人でも多くお会いし、直接、励ましてさしあげたかった――その一心でした。
 まだ嵐の渦中にあった、その年の十一月十八日、「創価学会創立記念日」の日記に、私は自らの心情を一首にしたため、戸田先生に捧げました。
  仏勅の
    学会守らむ
      此の世をば
    紅涙したたる
      日々があるとも
         戸田先生弟子 大作
 この師弟の誓いのままに、逆風の中で私は再びの戦闘を開始し、時を創り、人を育て、すべてを上げ潮に変えていきました。
 戸田先生の生誕一〇〇周年でもある、二〇〇〇年の学会創立七〇周年を、絢爛たる勝利の凱歌で飾ろうと、私は決意しています。
 ともあれ、使命は果たしてこそ「使命」であり、そこに人生を賭けた勝負がある。
 「使命」とは、決して人から与えられるものでもなければ、あらかじめだれかによって決められるものでもない。自分で決め、自分で定めていくものです。単なる「義務」でもなく、だれかから頼まれるような「仕事」とは、別次元のものです。
 自分も子どもも、家族も、そして社会全体をも幸福にしていく――母親であるということ自体、どれだけ崇高な「使命」を担っているか、計り知れません。
 その最高の誇りをもって歩んでいく人にこそ、人生の栄冠は輝いていくのです。

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