日蓮大聖人御書|池田大作著書|御書検索|スピーチ検索

1 　　
　今　君達は
　万年への広宣流布という
　崇高にして偉大な運動の
　先駆として立った　
　正義の旗　自由の旗
　生命の旗を高く掲げて立った
　　
　二十一世紀は　君達の世界である
　二十一世紀は　君達の舞台である
　故に今こそ
　未聞にして永遠
　永遠にして不滅の妙法を
　持ち唱えながら
　信心というドラムを打ち鳴らしつつ　
　秩序ある前進をしゆくのだ　
　　
　今　社会は
　夕日の落ちゆくごとく　
　カオスの時代に入った　
　故に我らは今　
　新しき太陽の昇りゆくごとく
　平和と文化の　
　新生の歌と曲を奏でゆくのだ
　多くの新鮮な　
　友と友の輪を広げながら
　老いたる人も　悩める人も　
　求めたる人も　悲しみ沈む人も　
　すべての人の心に光りを当てながら　
　すべての人の喜びを蘇生させながら　
　我らは絶えまなく　
　前進しゆくのだ
　　
　苦難の坂に
　険難の山に
　凛々しくも雄々しく
　断固として一人立ち
　歩みゆくのだ　
　そこにのみ人々は　
　見事なる勇者の姿を仰ぎ
　集まり来ることを知らねばならない　

2 　新しき世界は　
　君達の
　右手に慈悲　左手に哲理を持ち　
　白馬に乗りゆく姿を
　強く待っている
　平和と文化の　心の若き君達が　
　まず　夢にみた新しき「新世紀会」の
　先駆を切り開きゆくことだ　
　そのために
　恐れてはならない　
　退してもならない　
　ひるんでもならない
　この平和への黄金の道を
　限りなく拓き創り歩みゆくのだ　
　そして
　世界の若き青年達の中核となって
　波動を作りゆく使命があるのだ　
　　
　今ここに　立ちたる青年の数二百名　
　君達よ
　フランス広布の第二幕の
　峰の頂上に立ちて　
　高らかなるかっさいと　
　凱歌をあげるのだ　
　そのめざしゆく指標の日は　
　西暦二〇〇一年六月十四日　
　この日なりと――
　　（1981.6.14 パリにて）