Nichiren・Ikeda
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昭和三十四年(六月)
「若き日の日記・下」(池田大作全集第37巻)
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1 六月二十四日(水) 曇
ソ連──中央執行委員会開催の報道あり。全世界を動かす、新たなる大国。世界の情勢は、この国を一つの軸として、考えゆかねばならぬか。
親しめぬ国──しかし、民族は明るくして、純朴であるとのこと。
学会も、新理事ならびに幹部の更迭あり。緊急幹部会開催。未来を動かしゆく根源とるか。
2 六月二十五日(木) 曇
心身共に疲れる。ただ、唱題に励む。
社会党首脳部退陣要求さる、との新聞報道あり。時代は、刻一刻と、転回されていく──。
宗教の戦国時代、そして政治の戦国時代か。これでは日本列島は危うし。日本国の、世界のための、広宣流布を一日も早く。
先生の偉大さを、泌々と知る今日。誰からも信頼される、立派な力ある指導者になることだ。報恩──若き、慈悲のある指導者に。