Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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昭和三十三年(三月)  

「若き日の日記・下」(池田大作全集第37巻)

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4  三月三十一日(月) 快晴
 午前中、先生宅へ。さっそく、奥様と共に、タクシーにて駿河台の日大病院へゆく。あまり良くない部屋にて、再三、交渉。弟子として、せめて、最善の部屋(病室)をと頼みしも、通らず。全くくやしい。H博士も「応急的の段階なれば、了承されたし」とのこと。
 やむを得ず決める。しかし、治療に対しては、全力最善を尽くされるよう、篤と頼む。
 一時三十分「西海」にて、再び登山。五時少々前に着く。ただちに、理事長、理事室に報告。
 先生のご容体、すこぶる悪し。帰京を延ばしたい。H博士は「よろしい」という。
 一晩中、休まず。階下にて、先生をお護り申し上げる。「五丈原の歌」を思い出す。
 理事長、理事等、最高首脳と、ほか青年部同志数人、同座。皆、口数も少なし。

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